移動遊園地とは?主な出し物や自分で運営する方法をご紹介

移動遊園地

時代が移り変わっても、子どもたちからの高い人気を維持し続けている遊園地。日本では決まった場所に固定された遊園地が定番ですが、ヨーロッパでは定期的に出現する「移動遊園地」が多く見られます。今回は移動遊園地の出し物や運営形態、日本国内で移動遊園地を運営する方法をご紹介します。

 

移動遊園地とは

移動遊園地のメリーゴーランド

移動遊園地とは、仮設の乗り物やお店が並ぶ期間限定の遊園地のことです。空き地を利用して運営しており、日本人にとっては「サーカス」を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。とくにヨーロッパには移動遊園地が多く、パリの「チュイルリー公園」やドイツの「ハンブルガードーム」などが有名です。

移動遊園地の主な出し物

移動遊園地の出し物は基本的にすべて仮設ですが、以下のように本格的なものばかりです。

 

<移動遊園地の主な出し物>

  • 観覧車
  • ジェットコースター
  • メリーゴーランド
  • お化け屋敷
  • 射的
  • バーやレストランなどの屋台

 

現地の事情を知らない観光客は、まるで昔からその場にある遊園地にしか見えないかもしれません。

移動遊園地の運営形態

移動遊園地の運営形態はさまざまですが、移動遊園地と契約した業者がそれぞれの業務を担当するケースが一般的といえます。たとえばジェットコースターなら専門業者が設営・運営・解体までを独自に担い、利益の一部を主催者に還元する運営形態です。そのため移動遊園地の規模によっては、数十~数百の事業者が集まる場合もあります。

 

移動遊園地は「エア遊具」を使って自分で作れる!

移動遊園地は日本国内では一般的といえませんが、ごく一部に専門業者が存在します。また、エア遊具を利用すれば、コストを抑えて移動遊園地を設営・運営することも可能です。エア遊具を使って移動遊園地を作るメリットを2つご紹介しましょう。

エア遊具は屋内外どちらにも設置できる

エア遊具は屋内外どちらにも設置できます。都市部には自由に使える広い空き地はほとんどありませんが、エア遊具ならビルのロビーや体育館などにも設置が可能です。屋内型の移動遊園地を作れば、雨天・荒天による営業中止のリスクも避けられます。原則として設置時には地面に留め具を使わないため、床面を傷付ける恐れもありません。

エア遊具なら土地が狭くても移動遊園地を作れる

狭い場所に設置できることもエア遊具の魅力です。たとえばエキストリームスライダーの場合、最小の場合で寸法は4.8M(H)×8.8M(L)×5.3M(W)に収まります。土地の広さに合ったエア遊具を選び、無理なく運営できることもエア遊具を使った移動遊園地の魅力です。

 

エア遊具を使った移動遊園地の出し物の例

エア遊具で遊ぶ女の子

エア遊具を使った移動遊園地の出し物の例をいくつかご紹介します。

 

<エア遊具を使った移動遊園地の出し物の例>

  • クライミングウォール
  • エアー・タイムラン
  • 迷路
  • バンジートランポリン
  • タイタン

 

それぞれの特徴や寸法を見ていきましょう。

クライミングウォール

クライミングウォールは、煙突上のエア遊具で、ハンドルをつかみながら断崖絶壁を上るアトラクションです。オリンピック種目にも採用された「クライミング」がテーマであり、話題性も抜群です。ハーネスが着用できれば体重80kgまでの大人も参加できます。寸法は6.5M(H)×3.8M(L)×7.1M(W)です。

エアー・タイムラン

エアー・タイムランは、坂や壁などの障害物を乗り越えながら完走までの時間を競うアトラクションです。子どもだけでなく大人も夢中になって遊べるため、ファミリー向けの移動遊園地だけでなく大人向けの移動遊園地でも大活躍します。入賞者を表彰しやすいことも特徴です。寸法は4.5M(H)×29M(H)×3.4M(W)が基本ですが、約10M前後のパーツに分けてアレンジできます。

迷路

脱出ゲームの一種として迷路も、移動遊園地に設置できます。スタンプラリーや宝探しの要素も追加でき、オリジナリティのあるアトラクションを生み出せます。やや広い面積が必要ではありますが、寸法は2.0M(H)×6.0M(L)×12M(W)と、大人も遊べるサイズとしては以外にもコンパクトです。

バンジートランポリン

バンジートランポリンは、安全装置を装着した上で楽しむトランポリン状のアトラクションです。対象年齢は体重50kgの方までとやや絞られますが、最高8mのジャンプや回転技も可能です。お子様からの人気が高く、保護者の方はSNS映えする写真や動画を撮影して盛り上がれます。寸法は8.6M(H)×4.0M(L)×7.5M(W)です。

タイタン

タイタンは、世界最大級のエアースライダーで、ドライスライダーとウォータースライダーの両方に対応できます。圧倒的な高さから滑り降りる様子は壮観で、遠くからでも頂上が見えるため移動遊園地のシンボルにもなり得る存在です。寸法は仕様によって異なるため、詳しくはお問い合わせください。

 

まとめ

移動遊園地とは、主にヨーロッパで一般的な移動式の遊園地です。すべて仮設ですが観覧車やジェットコースターなど本格的なアトラクションが並び、子どもから大人まで多くの人々を楽しませています。日本国内では、エア遊具を使って気軽に移動遊園地を設営・運営することが可能です。

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