インバウンドの増加などが要因で、ホテルの稼働率は上がっています。しかし多くの予約に恵まれているホテルがある一方で、集客に伸び悩むホテルも多い状況です。そこでこの記事では、新規顧客を呼び込むイベント企画のアイデア例と、イベント企画時に重視すべきポイントをご紹介します。
ホテルのイベント企画に重要なポイント4選
ホテルのイベント企画において重要なポイントは、以下の4つです。
<ホテルのイベント企画に重要なポイント4選>
- ターゲットを明確にする
- 企画を詰め込みすぎずシンプルな内容にする
- SNSを活用して宣伝する
- イベントの独自性を重視する
ここからは上記4点をわかりやすく解説します。
ターゲットを明確にする
まずはどの層をターゲットにするのかを明確にしましょう。ホテルがどの層に強いのか、あるいはどんな層を呼び込みたいのかを絞らなければ、 ターゲットに合った最適なイベントを企画できません。イベント企画の前に、以下の点を絞り込むのが基本です。
<イベント企画時に決めておくこと>
- 「家族」「おひとり様」など、どの属性をターゲットにするのか
- ターゲットの年齢層はどれくらいか
- イベントを開催する時期はいつか
- 何を目的にイベントをおこなうのか など
たとえば家族をターゲットにする場合、狙う層が「30代の子連れ夫婦」なのか「60代の夫婦」なのかによって、適しているイベントの種類が異なります。宿泊者や来訪者のニーズに合ったイベントを企画することが大切です。
企画を詰め込みすぎずシンプルな内容にする
シンプルな企画を立てることも大切です。企画やアイデアを詰め込みすぎたコンテンツは中途半端な出来になりやすく、事前に決めたターゲットもぼやけてしまいます。イベントの趣旨がすべての人に伝わるように、わかりやすい企画を意識しましょう。
SNSを活用して宣伝する
拡散効果に期待できるSNSを活用して、宣伝しましょう。公式HPだけに情報を掲載しても拡散されにくく、イベントを開催することを多くの人に知ってもらえません。「X」や「Instagram」などのアカウントを活用して、より多くのユーザーに訴求するのもポイントです。
イベントの独自性を重視する
イベントに独自性を持たせることで付加価値が付き、競合との差別化を図りやすくなります。一例は、以下にリストアップするとおりです。
<ホテルの強みを生かした独自性のあるイベント例>
- 敷地が広いなら…「スタンプラリー」や「脱出ゲーム」
- 料理を売りにしているなら…「料理教室」
- 派手な企画を用意するなら…「エア遊具」
他のホテルにはない自社の強みが何かを意識して、イベントを決めましょう。
ホテルのイベント企画のアイデア例
ホテルのイベント企画のアイデア例を5つご紹介します。
<ホテルのイベント企画のアイデア例>
- ホテルのイベント企画例①縁日
- ホテルのイベント企画例②スタンプラリー
- ホテルのイベント企画例③脱出ゲーム
- ホテルのイベント企画例④料理教室
- ホテルのイベント企画例⑤エア遊具
現実的に実施できるイベントの中から、ホテルに合ったイベントを企画しましょう。
ホテルのイベント企画例①縁日
縁日体験は小規模なスペースでもおこなえるイベントなので、ホテルの規模に関わらず企画できます。屋内外の両方に対応できることもメリットで、雨天・荒天時に中止を迫られる心配もありません。小さな子どもだけでなく、カップルなどの若者にも受けやすいイベントとしてオススメです。
ホテルのイベント企画例②スタンプラリー
ホテルの規模が大きい場合は、スタンプラリーや宝探しなどのイベントが適しています。イベントを通じてお客様がホテル内を巡ってくれるため、ショップやレストランなどの位置関係を把握してもらいやすい点もメリットです。また、避難経路の確認などにも役立ちます。
ホテルのイベント企画例③脱出ゲーム
脱出ゲームや謎解きイベントは、ここ数年で定着しつつあるイベントの一種です。愛好家も多く、SNSやイベント情報サイトなどで取り扱われやすいこともメリットといえます。ただし企画の難易度がやや高く、完成度を高めるためにはプロの監修を受けなければなりません。
ホテルのイベント企画例④料理教室
料理の評判がよいホテルの場合は、シェフが参加する料理教室を開催するのもよいでしょう。宿泊者以外も気軽に参加できるイベントなので、参加者にホテルの魅力をアピールできます。完成した料理はSNSにアップしてもらいやすく、ネットを通じて二次的にホテルを宣伝することも可能です。
ホテルのイベント企画例⑤エア遊具
インパクトが絶大なイベント企画としてオススメできるのが、エア遊具です。エア遊具のメリットをリストアップします。
<エア遊具のメリット>
- ターゲットに合った種類の遊具を選べる
- レンタルが可能なためコストを抑えられる
- ホテルの規模や季節を問わずにイベントを企画できる
- 屋内外のどちらにも設置できる
- プロに運用を任せられるため事故などのトラブルを防ぎやすい
- SNS映えするため拡散されやすい
エア遊具の種類は「プール」「トランポリン」「迷路」などさまざまです。狭いスペースに設置できるものもあり、ホテルの規模や敷地の広さを問いません。SNS映えもしやすく、イベント後は口コミにより集客できる可能性もあります。
まとめ
ホテルのイベントを企画する際はまずターゲットを明確にし、わかりやすさや独自性を意識したイベントを企画しましょう。とくに、どんな規模のホテルにも季節や場所を問わずに設置できる「エア遊具」を活用するイベントはオススメです。
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