小学生以下の子どもたちにとって、1年でとくに楽しみなイベントといえば「夏休み」ではないでしょうか。しかし休みの期間が多いぶん、大人としては遊びのネタが尽きてしまい、「何をして遊ぶべきか」「どこに連れていこうか」と悩んでしまいがちです。そこで今回は、小学生以下の子どもに適した夏の遊び方や、子どもが遊んでいる際に保護者が注意すべきことを解説します。
小学生以下の子どもに適した夏の遊び方6選
小学生以下の子どもが楽しみやすい夏の遊び方は、次の6つです。
<小学生以下の子どもに適した夏の遊び方>
- プールや海・川などで水遊びをする
- 自作した水鉄砲を使って遊ぶ
- ひんやりとした「スライムづくり」を楽しむ
- 「かき氷」など自宅でできる簡単な料理をする
- 夜間なら「手持ち花火」で大人と一緒に遊ぶ
- 夏祭りなどのイベントに出かける
水鉄砲やスライムの作り方なども交えながら、わかりやすく解説します。
プールや海・川などで水遊びをする
夏の遊びの定番といえば水遊びです。近くに泳げる海や川がある場合はお出かけしたり、プールに遊びに行ったりするとよいでしょう。自宅にやや広めの庭やバルコニーがある場合は、ビニール製の遊具を使って簡易的なプール遊びを楽しむこともできます。
自作した水鉄砲を使って遊ぶ
「水鉄砲」を使った遊びも、夏らしさを存分に感じられるためオススメです。水遊びの途中だけでなく、自宅の庭や公園で遊べることも水鉄砲の魅力といえます。水鉄砲は市販もされていますが、ペットボトルなどを使って自作もできるため、工作から楽しんでみてはいかがでしょうか。
必要なもの | 作り方 |
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・ペットボトル ・ストロー ・ビニールテープ ・キリ |
① ペットボトルのキャップを外して、キャップの中心にキリで穴を開ける ② ペットボトルにキャップを取り付ける ③ キリで開けた穴にストローを通す ④ ビニールテープやシールを使って装飾する ⑤ ペットボトルに水を入れる ⑥ ペットボトルを押して、水を出して遊ぶ |
ひんやりとした「スライムづくり」を楽しむ
ひんやりとした感触が魅力的な「スライムづくり」も、夏の遊びとしてぴったりです。以下の方法で小さな子どもでも簡単に自作できます。ただし、食べることはできないため、誤飲には十分に注意しましょう。
必要なもの | 作り方 |
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・液体のり ・重曹 ・着色料 ・ホウ酸の入った目薬 |
① ボウルに液体のり80gを取り出す ② 重曹をひとつまみ加える ③ 好きな色の着色料を適量加える ④ スプーンなどを使ってよくかき混ぜる ⑤ ホウ酸入りの目薬を数滴加えて、さらにかき混ぜる ⑥ 手でこねながら適度に固める ⑦ 冷蔵庫で冷やしてから遊ぶ |
「かき氷」など自宅でできる簡単な料理をする
子どもが料理や食べることに興味をもっている場合、夏らしく冷たいスイーツなどを親子で一緒に手作りしてみてはいかがでしょうか。「かき氷」や「フルーチェ」などは、料理が初めての子どもでも簡単に作れます。食べるだけでなく、調理の行程もセットで経験することにより、食育にもつなげられます。
夜間なら「手持ち花火」で大人と一緒に遊ぶ
夜間の遊びとしては「手持ち花火」がオススメです。ただし花火にはやけどのリスクがあるため、子どもだけで遊ばせてはいけません。必ず大人が一緒になり、万一に備えてバケツも用意した上で遊びましょう。袖がなくて燃えにくい服装を選んだり、指が火に触れる恐れがないようにロウソクを用意して着火用に使ったりといった工夫を凝らせば、安全に花火で遊べます。
夏祭りなどのイベントに出かける
自治体や町内会などがおこなう夏祭りなどのイベントに出かけるのもオススメです。出し物は夏祭りの規模によって異なりますが、「りんご飴」や「チョコバナナ」などを食べたり、「金魚すくい」や「エア遊具」といった自宅では楽しめない特別感のある遊び方ができたりします。
子どもの夏の遊びで保護者の方が注意すべきこと
子どもが夏の遊びをするときに、保護者の方が注意すべきことは次の3つです。
<子どもの夏の遊びで保護者の方が注意すべきこと>
- 熱中症に注意する
- やけどのリスクがないか確認する
- 水遊びをするときは溺れないように注意する
それぞれを詳しく解説します。
熱中症に注意する
日中・夜間を問わず注意したいのは熱中症です。水筒やペットボトルなどで冷たい水を持ち歩き、こまめに水分補給をしましょう。つばのついた帽子を被せるといった対策も有効です。また、少しでも具合が悪そうに見えた場合は遊ぶのをやめて、すぐに日陰やクーラーの効いた場所へ移動して休ませてください。
やけどのリスクがないか確認する
公園の遊具を使って遊ぶ際は、やけどのリスクがないか確認することも大切です。たとえば「鉄棒」や「滑り台」に使われている鉄・アルミなどの素材は、直射日光を受けて高温になっています。子どもが触る前に、大人がハンカチやタオルなどを咬ませた上で温度を確認し、安全に使えるかどうかを調べましょう。
水遊びをするときは溺れないように注意する
川や海では、毎年のように子どもの死亡事故が起きています。水遊びをするときは大人が目を離さずに子どもの位置を確認し、万が一の事故を予防してください。急に水深が深くなる場所もあるので、安全に遊べる場所かどうかを事前に調べるのも大切です。
まとめ
子どもの夏の遊び方としては「水遊び」「自宅でおこなう工作や料理」「夏祭りなどへの外出」がオススメです。外で遊ぶときは熱中症ややけどのリスクに十分注意しましょう。また、毎年多発している水の事故にも注意が必要です。
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