創立10周年・50周年など節目のタイミングを迎えるにあたり、自社の周年記念イベントを計画されている方は多いでしょう。そこで今回は、周年記念・周年イベントを成功させるコツを解説します。また、独自性のある企画アイデアもご紹介します。
周年記念・周年イベントを成功させるコツ
周年記念・周年イベントを成功させるコツは、以下の4つです。
<周年記念・周年イベントを成功させるコツ>
- 開催する目的を全員で共有する
- 社員やその家族が楽しめる周年記念イベントを企画する
- 当日の運営をスムーズにおこなう
- 適切な予算を設定する
なぜこれらのポイントが重要なのかを解説します。
開催する目的を全員で共有する
「何のために」「誰のために」周年記念イベントを開催するのかを決めて、社員全員で共有することが大切です。目的が曖昧なまま企画ばかりを詰め込むと、誰の心にも響かないイベントとして消費されかねません。「社員同士の交流を促進したい」「お世話になっている取引先に感謝を伝えたい」など、目的を明確にしてからイベントの中身を計画しましょう。
社員やその家族が楽しめる周年記念イベントを企画する
プロジェクトチームだけでなく、周年イベントに参加するすべての社員やその家族が楽しめるイベントを企画しましょう。その他大勢の社員を置き去りにして周年イベントを企画すると「なんとなく参加しているだけ」の社員も発生してしまいます。ただ眺めているだけではなく、全社員参加型のイベントを企画することも大切です。
当日の運営をスムーズにおこなう
周年記念イベントにはさまざまな準備が必要ですが、当日の運営はできる限りスムーズにおこなってください。進行が滞ると社員の参加意欲や集中力に影響がおよびますし、とくに社外の人を退屈にさせてしまいます。スムーズな設営と運営ができる企画を選んだ上で、入念なリハーサルをおこなって周年イベント当日を迎えましょう。
適切な予算を設定する
周年記念イベントにどれくらいの予算を投じられるのかを検討し、予算オーバーが発生しないように企画を選定してください。ただし、予算を抑えすぎるとせっかくの周年イベントが小規模に見えるため要注意です。予算を割くべき箇所と削減すべき箇所にメリハリをつけて、周年イベントが華々しく見えるように工夫しましょう。
周年記念・周年イベントの企画アイデア
周年記念・周年イベントの企画アイデアを6つご紹介します。
<周年記念・周年イベントの企画アイデア>
- 代表者のスピーチ・プレゼンテーション
- 功労者への表彰式
- 記念品の制作・配布
- ゲーム大会
- エア遊具の設置
各企画を開催するメリットなどを見ていきましょう。
代表者のスピーチ・プレゼンテーション
会長や社長といった代表者によるスピーチ・プレゼンテーションは、周年記念イベントの定番です。とくに中規模・大規模の会社は代表者と社員が日常的に顔を合わせる機会が少なく、スピーチをするだけでも社員のモチベーションが上がる可能性があります。また、会社のビジョンを共有できる点もメリットです。
功労者への表彰式
功労者や成績優秀者への表彰式も、社員のモチベーションを高める周年記念イベントとして最適です。「社長賞」「奨励賞」「新人賞」などいくつかの部門にわけて、複数の社員を表彰するとよいでしょう。賞状やトロフィー、盾などの記念品を用意して進呈すると特別感が増します。
記念品の制作・配布
周年記念イベント当日までに記念品を制作して配布すると、社内外両方に感謝の気持ちを伝えられます。社員向けならば会社のロゴが刻印された文房具など手元に残るもの、社外向けならば外箱に会社のロゴを刻印したお菓子などの消えものを選択すると喜ばれやすいです。
ゲーム大会
全員が参加できるゲーム大会を開催すると多くの人に喜ばれます。周年記念イベントに向いたゲームの一例をいくつかリストアップしてみましょう。
<企画しやすいゲーム大会の内容>
- ビンゴ大会
- 脱出ゲーム
- 謎解き
- 宝探し
- クイズ大会
ゲームを通して社員同士のコミュニケーションを活性化させられることや社外のスタッフと交流を図れることも、ゲーム大会のメリットです。
エア遊具の設置
空気を入れてプールやトランポリンなどのアトラクションを作る「エア遊具」の設置もオススメです。周年記念イベント向きのエア遊具をいくつかご紹介します。
<周年記念イベントに向いたエア遊具>
- スキッピードーム
- ふわふわ
- エアー・タイムラン
- スクリーマー
- クライミングウォール
- 迷路
「スキッピードーム」や「ふわふわ」は子どもから人気のあるエア遊具で、周年イベントに社員の家族を招く場合に設置すると、小さな子どもを飽きさせる心配がありません。
その他のエア遊具は大人も楽しめるものばかりです。たとえばクライミングウォールを使って、上司と部下が混合で「誰が1番先に頂上へ到達するか」を競争すると盛り上がりやすく、周年記念イベントをきっかけにしてより人間関係の結束が強まるでしょう。
まとめ
周年記念・周年イベントを成功させるためには、まず周年イベントの目的を決めて社員全員で共有し、参加する全員が楽しめる周年イベントを企画することが大切です。ゲーム大会やエア遊具を使ったイベントは全員参加がしやすく、社員の家族が参加する際に小さな子どもを飽きさせる心配もありません。
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